「シャンパーニュの中のシャンパーニュ」と謳われるボランジェ。
『007』のジェームズ・ボンドが愛飲し、サロンやドン・ペリニヨンと並び称される、まさに成功者の象徴とも言える名品です。旧友がセレクトしてくれたこの「力強く、気高い」一本を主役に、大人のワイン会を開催しました。
グラスの中で踊る、繊細で途切れのない泡。ふくよかな果実味とトーストのような熟成香、そしてベルベットのように優美な口当たり。この完成された味わいに華を添えるのは、自家製の温かな一口パイです。ソルト&ペッパーとチーズのシンプルなアクセントが、ボランジェの深い個性をより一層引き立てる、至福の幕開けとなりました。
ボランジェの余韻に浸りながら、会はさらに深淵なるワインの世界へ。
オーナーが続いて供したのは、イザベル・エステートの2022 マールボロ SB、メゾン・カミーユ・ジルーの2016 サン・ロマン・ブラン、そしてパンジャマン・ルルーの2010 ジュヴレ・シャンベルタンの三本。産地も造り手も異なる、個性豊かな名酒たち。その一つひとつが持つ深遠な世界を、もはや言葉で表現し尽くすことは不可能です。ただ、グラスを重ねるごとに増していく感動と、ワインをこよなく愛するメンバーの笑顔——。それこそが、この夜が最高であった何よりの証となりました。。



